金貨・金コイン買取おすすめ|記念金貨の見方と売却時の税金

形状別ガイドの金貨・金コイン買取|編集部おすすめ買取大吉と選定理由を解説するインフォグラフィック
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結論:金貨の買取価格は、額面ではなく「量目(純金の重さ)×当日の金相場」を土台に決まります。メイプルリーフなどの地金型コインは地金換算をやや下回る水準、記念金貨は額面の数十倍になることもあります。売却額が年間50万円の特別控除を超えれば申告が必要で、1回200万円超の取引では買取店から税務署へ支払調書が提出されます。地金型コインも記念金貨も同じ窓口で相談したいなら買取大吉、古銭や大判・小判まで含めて自宅から売りたいならバイセルが有力です。

「引き出しの奥から出てきた記念金貨、額面は1万円と書いてあるけれど、これって1万円でしか売れないの。」──ご家族の遺品整理や実家の片づけで金貨が出てきたとき、いちばん多く受ける質問がこれです。

答えを先に言うと、逆です。額面1万円の記念金貨でも、金の重さで換算すると36万円を超えるものがあります。金貨は「額面」「地金価値」「収集価値」という3つのものさしが同時に走っている、少し変わった商材なんです。私が査定の現場で最初にすることも、値段を出すことではなく、その1枚がどのものさしで測る品なのかを見極めることでした。

この記事では、金貨の価格がどう決まるのか、日本の記念金貨は何グラムなのか、偽物をどう避けるのか、そして見落としやすい税金の扱いまでを、鑑定実務家の視点で整理します。

この記事の結論サマリー

  1. 金貨の価値は「額面」ではなく量目(純金の重さ)で決まる。天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣は20.0g、東京2020オリンピック10,000円金貨幣は15.6g。
  2. 額面1万円の記念金貨でも、金相場23,450円/gで換算すると地金価値は約36万円。額面と地金価値のねじれが金貨の最大の特徴。
  3. 地金型コインの買取価格は地金換算をやや下回る。田中貴金属の1オンス金貨買取価格713,372円に対し、同社の地金買取単価での換算値は約729,000円。
  4. 真贋は規格との一致で確かめる。量目・直径が公表値と1g以上ずれる、磁石に反応するといった個体は要注意。
  5. 年間の譲渡益が50万円の特別控除を超えれば確定申告が必要。1回200万円超の売却では買取店が税務署へ支払調書を提出する。
  6. 地金型コインと記念金貨をまとめて相談するなら買取大吉、古銭や大判・小判まで含めて自宅から売るならバイセルが有力。
目次

金貨の買取価格を決める3つのものさし

金貨の買取価格は、額面・地金価値・収集価値という3つのものさしのうち、最も高い値がその1枚の実力になります。日本の記念金貨は法定通貨なので額面が下限として働き、その上に純金の重さ分の地金価値が乗り、さらに希少な個体では収集価値が加わる、という三層構造です。ほとんどの金貨は地金価値がいちばん高く、ここが査定額の土台になります。

地金型コイン・記念金貨・古金銀の呼び分け

ひとくちに金貨といっても、査定の考え方は種類でまったく違います。手元の1枚がどれに当たるかを先に確かめておくと、話が早く進みます。

  • 地金型コイン:メイプルリーフ金貨、ウィーン金貨ハーモニー、カンガルー金貨など、投資用に地金価値そのものを持たせたコイン。重量はオンス単位で、1オンスは約31.1gです。
  • 記念金貨(記念貨幣):天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣のように、国が特定の出来事を記念して発行した法定通貨。日本の純金貨幣は財務省が量目と直径を公表しています。
  • 収集型金貨:発行枚数を絞り、地金価値を上回る価格で販売される収集家向けのコイン。額面は地金価値より低く設定されます。
  • 古金銀・大判小判:江戸期以前の金貨。純度が一定でなく、地金換算ではなく骨董・古銭としての評価が主役になります。

分類を間違えると、査定に出す店を間違える

私が現場でいちばん惜しいと感じたのは、大判・小判を地金の窓口に持ち込んでしまうケースです。古金銀は純度がまちまちで、地金として溶かす前提の査定に乗せると、古銭としての価値が評価に反映されません。逆に地金型コインを骨董の窓口に出しても、結局は相場換算になります。まずは手元の1枚がどの分類かを確かめて、その分類を扱える店を選んでください。

地金型コインは地金換算をわずかに下回る値がつく

地金型コインの買取価格は、同じ重さの金地金として換算した金額をわずかに下回るのが一般的です。金貨は加工の手間がかかっているぶん購入時にプレミアムが上乗せされますが、売るときにはその上乗せ分が戻らず、むしろ地金へ戻す手間の分だけ差し引かれるためです。基準として参照しやすい田中貴金属工業の貴金属価格情報のコイン価格欄では、2026年7月22日時点で次の水準が公表されています。

ウィーン金貨ハーモニー・メイプルリーフ金貨の店頭価格と地金換算の比較(2026年7月22日時点)
サイズ 純金の重さ 店頭小売価格 店頭買取価格 地金換算の目安
1オンス 約31.1g 791,883円 713,372円 約729,000円
1/2オンス 約15.6g 403,483円 355,986円 約365,000円
1/4オンス 約7.8g 208,740円 176,637円 約182,000円
1/10オンス 約3.1g 85,475円 70,813円 約73,000円

店頭小売価格・店頭買取価格はいずれも田中貴金属工業の公表値(税込)です。地金換算の目安は、同社が同じ日に公表した金の店頭買取価格23,450円/gに純金の重さを掛けて当サイトが算出した参考値で、実際の買取額を保証するものではありません。

表を横に見ていくと、買取価格が地金換算をおよそ2〜3%下回っていることがわかります。同社は2019年10月1日に金貨の買取プレミアムを廃止して買取価格を一本化したと明記しており、地金型コインを売る側に上乗せは期待しにくいのが現状です。一方で小売価格と買取価格の差は1オンスで78,511円、率にして約9.9%あります。買う値段と売る値段にはこれだけの開きがある、という前提で見ておくと判断を誤りません。

「金貨だから高い」は買うときの話

地金型コインは、購入時にはデザインや発行元の信用の分だけ地金より高く売られます。ところが売却時には、その上乗せ分はほとんど戻ってきません。私が相談を受けたときにお伝えするのは、金貨を売る判断は「買ったときいくらだったか」ではなく、売る日の地金換算と店ごとの単価で考えたほうが納得しやすい、ということです。

日本の記念金貨は額面ではなく量目で見る

記念金貨の価値は、コインに刻まれた額面ではなく量目(純金の重さ)で見るのが基本です。日本の純金貨幣は財務省が種類ごとに直径と量目を公表しており、この重さに当日の金相場を掛けた金額が、査定額の土台になります。額面はあくまで法定通貨としての下限であって、実力を表す数字ではありません。

日本の主な純金貨幣の量目と地金換算の目安(財務省 記念貨幣一覧の公表値に基づく)
貨幣の種類 年銘 量目 直径 額面 地金換算の目安
天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣 昭和61年・62年 20.0g 30.0mm 100,000円 約469,000円
天皇陛下御即位100,000円金貨幣 平成2年 30.0g 33.0mm 100,000円 約703,000円
皇太子殿下御成婚50,000円金貨幣 平成5年 18.0g 27.0mm 50,000円 約422,000円
天皇陛下御在位10年10,000円金貨幣 平成11年 20.0g 28.0mm 10,000円 約469,000円
天皇陛下御即位記念10,000円金貨幣 令和元年 20.0g 28.0mm 10,000円 約469,000円
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念10,000円金貨幣 平成30年〜令和2年 15.6g 26.0mm 10,000円 約365,000円
2025年日本国際博覧会記念10,000円金貨幣 令和7年 15.6g 26.0mm 10,000円 約365,000円
近代通貨制度150周年記念5,000円金貨幣 令和3年 7.8g 20.0mm 5,000円 約182,000円

量目・直径・年銘・額面は財務省の記念貨幣一覧の公表値です。地金換算の目安は、量目に2026年7月22日時点の金の店頭買取価格23,450円/gを掛けて当サイトが算出した参考値で、実際の買取額は店ごとの単価と手数料によって変わります。

額面と地金価値がねじれている理由

額面1万円の記念金貨に36万円の地金価値がある、という状態は一見おかしく見えますが、発行のしくみを知ると腑に落ちます。日本の記念金貨には、額面を地金価値より高く設定した額面保証型と、額面を地金価値より低く抑えた収集型の2つの流れがあります。昭和61年の御在位60年100,000円金貨幣は前者で、発行当時の金相場では額面10万円に対して素材価値のほうがかなり低い水準でした。その後の相場上昇によって、いまでは地金価値が額面を大きく上回る状態に逆転しています。

一方、平成以降に発行された1万円金貨幣は収集型で、最初から額面より地金価値のほうが高い設計です。どちらの流れであっても、いま売る場面で効いてくるのは量目と相場であり、額面の数字ではありません。

上乗せが乗る個体と、乗らない個体

記念金貨の中には、地金価値に収集価値が上乗せされる個体があります。上乗せが期待できるのは、鏡面仕上げのプルーフ貨幣、造幣局のブリスターパックや専用ケースが未開封のまま残っているもの、貨幣セットとして化粧箱・証明書ごとそろっているものです。反対に、パックを破って取り出してしまった個体、指紋や擦れがついた個体は、上乗せ分が削られて地金換算に近い評価へ寄っていきます。

発行枚数が多い種類ほど上乗せは小さくなります。御在位60年の10万円金貨幣のように大量に発行されたものは、収集価値よりも地金価値で評価されるのが実情です。

金貨の真贋は「規格との一致」で確かめる

金貨の真贋確認は、規格との一致を見るのが基本です。記念貨幣は量目・直径がミリ単位・グラム単位で決まっているため、公表値と実測値がずれていれば疑うべき手がかりになります。地金にはない、金貨ならではの確かめ方です。

自分で確かめられること、店に任せること

ご自身でできるのは、精密なはかりで重さを量ること、ノギスで直径を測ること、磁石を近づけて反応を見ることの3つです。純金は磁石につかないため、吸い付くようであれば中身が別の金属である可能性が高くなります。重さや直径が公表値から1g・1mm以上ずれている場合も、同じく注意が必要です。

ただし、これらの確認を通ったからといって本物と断定はできません。金に近い比重を持つ金属を芯にした偽造は、寸法と重量だけでは見抜けないことがあるからです。最終的な判断は、蛍光X線分析などで成分を非破壊で確かめられる買取店に任せるのが安全です。

ケースは開けずに持ち込む

記念金貨を査定に出すとき、私がいちばん強くお願いしているのが造幣局のブリスターパックや第三者鑑定機関のケースを開けないことです。中身を見せようとして開封してしまうと、包装が真贋と状態の裏づけとして機能しなくなり、上乗せ分もそこで消えてしまいます。重さを量るのは開ける理由になりません。パックごと量って、公表値との差で判断してください。

金貨を売ったときの税金と支払調書のしくみ

金貨の売却で得た利益は、原則として総合課税の譲渡所得として扱われ、年間の譲渡益が特別控除50万円を超えると確定申告が必要になります。さらに、1回の取引で200万円を超える対価を受け取ると、買取店から税務署へ支払調書が提出されます。金貨は地金と同じ扱いになるため、ジュエリーを売るときとは考え方が変わる部分です。

譲渡所得と50万円の特別控除

国税庁のタックスアンサーNo.3161(金地金の譲渡による所得)によると、金地金を売ったときの所得は原則として譲渡所得となり、給与など他の所得と合算して総合課税の対象になります。計算では所有期間が効いてきます。

  • 所有期間5年以内(短期譲渡所得):譲渡価額から取得費と譲渡費用を引いた譲渡益に、他の総合課税の譲渡益を合わせ、そこから特別控除50万円を差し引いた額が課税対象になります。
  • 所有期間5年超(長期譲渡所得):同じ計算で特別控除50万円を差し引いたあと、その2分の1が課税対象になります。

取得費がわかる書類は残しておいてください。購入時の領収書や貨幣セットの販売価格の記録があれば、譲渡益を正しく計算できます。相続で受け継いだ金貨は、原則として被相続人が取得したときの価額と取得時期を引き継ぎます。なお、営利目的で継続的に売買している場合は譲渡所得ではなく事業所得または雑所得として扱われます。

200万円を超える取引で提出される支払調書

金地金等の売買を業として行う者が、200万円を超える対価を支払う場合、税務署へ「金地金等の譲渡の対価の支払調書」を提出することが義務づけられています。国税庁の法定調書の手続案内に様式が掲載されており、2012年1月1日以降の取引が対象です。

ここで押さえておきたいのが対象範囲です。支払調書の対象になる金地金等には金・白金の地金に加えて金貨・白金貨が含まれます。一方、リングやネックレスなどの貴金属製品、宝石、銀の地金は対象外です。同じ「金を売る」でも、金貨は調書の対象、18金のネックレスは対象外という違いがあります。

調書が出ないことと、申告が要らないことは別

「200万円以下なら申告しなくてよい」と受け取っている方に、ときどきお会いします。これは誤りです。支払調書は買取店側の提出義務の話であり、売った人の申告義務とは別の制度です。200万円以下の取引でも、年間の譲渡益が特別控除50万円を超えれば申告が必要になります。金額が大きくなりそうなら、取得費のわかる書類をそろえたうえで税務署か税理士に確認しておくと安心です。

早川式トライアドで読む金貨の査定──状態軸が効いてくる理由

金貨の査定は、真贋・状態・流通の3つの見方に相場の視点を組み合わせて読むと、店ごとの評価差の理由が見えてきます。私が提唱している早川式リユース鑑定トライアドの枠組みで、拙著『リユース鑑定の現場実務』でも中核に据えている考え方です。金貨がインゴットなどの地金と決定的に違うのは、地金では働かない状態の軸が、金貨では価格に効いてくる点にあります。

状態(S軸)が上乗せを削る

地金は多少の傷や変形があっても、溶かして戻す前提なので評価はほとんど下がりません。ところが金貨は、収集価値の上乗せが乗る個体ほど状態の影響を受けます。鏡面のプルーフ貨幣に指紋がつけば上乗せは減り、ブリスターパックを開けてしまえば未開封としての評価は戻りません。つまり金貨の状態軸は、地金価値そのものではなく、地金価値の上に乗っている部分を削る形で働きます。手で直接触らず、パックのまま保管するのが基本になるのはこのためです。

流通(F軸)が種類ごとの上乗せ幅を決める

同じ純金でも、種類によって上乗せの乗り方が違うのは流通の軸で説明がつきます。発行枚数が多く市場に出回っている種類は、買い手を見つけやすい反面、希少性による上乗せは付きにくくなります。逆に発行枚数を絞った収集型の金貨や、貨幣セットとして完品でそろっているものは、探している買い手がいるぶん上乗せが乗ります。地金型コインが地金換算に近い水準へ収れんするのも、いつでも地金として流通させられるという同じ理屈です。

金貨・コインの買取先を7社で見比べる

ここからは、金貨・コインの売却先として検討したい買取店7社を、鑑定実務家の視点で比較します。金貨は分類によって適した窓口が変わるため、評価の中心に据えたのは記念金貨・古銭への対応の厚さです。地金型コインしか扱えない店に記念金貨を持ち込むと、収集価値が評価に乗りません。あわせて地金型コインの扱い、持ち込みやすさ、自宅完結のしやすさ、査定基準の一貫性の観点でも整理しました。

金貨・コインの買取に対応する7社の横断比較(記念金貨・古銭への対応を主役評価軸として比較)
順位 屋号 記念金貨・古銭 地金型コイン 持ち込みやすさ 自宅完結 査定基準の一貫性
2 バイセル
3 福ちゃん
4 ザ・ゴールド
5 おたからや
6 リファスタ
7 大黒屋(質屋系)

1位 買取大吉 ── 地金型コインから記念金貨まで品目別の窓口がそろう

NO.1

買取大吉

運営:株式会社エンパワー / 東京都新宿区 / 古物商許可:東京都公安委員会 第304361407260号

金貨・コインでの評価

金貨の品目ページが分類ごとに用意されているのが、金貨の売却では効いてきます。公式サイトには金・貴金属の中に金貨の専用カテゴリがあり、メイプルリーフ金貨・ウィーン金貨・カンガルー金貨・クルーガーランド金貨・パンダ金貨といった地金型コインと、天皇陛下御在位記念金貨・御即位記念金貨・皇太子殿下御成婚記念5万円金貨などの記念金貨、さらに記念コイン・メダルが個別に並んでいます。古銭のカテゴリも別に持つため、金貨と一緒に出てきた古い硬貨をまとめて相談できます。査定料・出張料・キャンセル料などの手数料は無料と公式に明記されており、全国約2,000店舗から近い店を選べます。

業界実績

リユース業界 店舗数No.1(未来トレンド研究機構調べ、2026年2〜3月調査)。設立2010年10月。金・貴金属の買取実績を品目別に公開している。

向いている人

地金型コインと記念金貨、古い硬貨が混ざった状態で出てきて、まとめて近所で見てもらいたい人。

気をつけたい点

直営店とフランチャイズ加盟店の両方で構成されるため、記念金貨の取り扱いの慣れには店舗差が出ることがあります。事前に金貨の査定実績を電話で確かめてから持ち込むと、判断が早く進みます。

2位 バイセル ── 古銭カテゴリの細分化と自宅で完結する売却

NO.2

バイセル

運営:株式会社BuySell Technologies / 東京都新宿区 / 古物商許可:東京都公安委員会 第301041408603号

金貨・コインでの評価

古銭の分類の細かさが7社の中でも際立ちます。公式サイトの古銭買取カテゴリには、金貨・10万円金貨・大判・小判・古金銀・ミントセット・銀貨・記念硬貨・プレミア硬貨・穴銭・外国コインといった区分が個別に並び、地金では測れない領域まで受け皿があります。東証グロース上場企業として会社情報の開示も手厚く、出張買取と宅配買取を軸に全国へ対応するため、重い金貨を持ち歩かずに自宅で完結させたい場面に向きます。

業界実績

設立2001年。出張買取は年間40万件以上、買取店舗数はグループ全体で400店以上。上場企業としての運営体制。

向いている人

記念金貨に加えて大判・小判や古い硬貨も出てきており、分類から相談したい人。

3位 福ちゃん ── 古銭と記念硬貨を独立カテゴリで扱い実績を公開

NO.3

福ちゃん

運営:株式会社REGATE / 大阪府大阪市 / 古物商許可:大阪府公安委員会 第621060140991号

金貨・コインでの評価

買取アイテムに「古銭/記念硬貨」を独立したカテゴリとして掲げ、記念金貨の買取実績を日付と金額つきで公開しています。公式サイトには東京2020パラリンピック競技大会記念の一万円金貨幣プルーフ貨幣セットについて、2026年6月29日の参考買取価格320,000円という実績が掲載されています。実際にどの種類がいくらで動いているかを確かめてから相談できるのは、金貨のように種類ごとに評価が変わる商材では判断材料になります。着物・骨董と並ぶ横断的な取り扱いも、蔵や仏間からまとめて出てきた場面に向きます。

業界実績

買取実績数800万点突破。出張買取・宅配買取・店舗買取に対応。株式会社BuySell Technologiesの完全子会社(2024年10月〜)。

向いている人

記念金貨がいくらで取引されているのか、実績を見てから依頼先を決めたい人。

4位 ザ・ゴールド ── 全店直営でそろう査定基準と骨董分野の実績

NO.4

ザ・ゴールド

運営:株式会社マックスガイ / 東京都中央区 / 古物商許可:東京都公安委員会 第301030608093号

金貨・コインでの評価

金・貴金属を専門に扱う老舗で、全店を直営で運営しているため、店舗ごとの査定基準にばらつきが出にくいのが持ち味です。地金型コインを地金の延長として一貫した基準で見てもらいやすく、あわせて骨董・古美術の分野も扱うため、記念硬貨の買取実績も公開されています。持ち込み・出張・宅配の複数チャネルをそろえ、地方でも利用しやすい体制です。

業界実績

「ザ・ゴールド」事業開始は2007年(母体の創業は1962年)。累計査定166万人突破(2024年1月時点)。全店直営で全国77〜79店舗を展開。

向いている人

地金型コインを中心に、専門店の一貫した基準で丁寧に見てもらいたい人。

5位 おたからや ── 天皇金貨から外国金貨まで並ぶ品目ページ

NO.5

おたからや

運営:株式会社いーふらん / 神奈川県横浜市 / 古物商許可:神奈川県公安委員会 第451380001308号

金貨・コインでの評価

公式サイトの金貨・銀貨カテゴリが細かく、天皇陛下御在位記念金貨・御即位記念金貨・皇太子殿下御成婚記念金貨といった日本の記念金貨から、ナゲット金貨・マン島エンジェル金貨・ツバルのホース金貨といった外国金貨、さらに大判・小判や記念硬貨まで品目ページが並びます。全国に多数の店舗を展開し、相見積もりの1社として近所で加えやすいのも利点です。ただし加盟店による運営が多いため、査定基準や記念金貨の扱いには店舗差が出やすく、当日単価と手数料を確認したうえで他社と比べるのが安全です。

業界実績

設立2000年。1,641店舗(2025年12月時点、直営410店舗+加盟店約1,220店舗、催事・海外含む)。

向いている人

外国の金貨を含めて、まずは近所で1社目の評価を確かめたい人。

6位 リファスタ ── 宅配専門の少数精鋭とコインの取り扱い

NO.6

リファスタ

運営:ラウンジデザイナーズ株式会社 / 東京都豊島区 / 古物商許可:東京都公安委員会 第305501007069号

金貨・コインでの評価

金・貴金属のほか、宝石ジュエリー、喜平ネックレス、高級時計、コインを取り扱うと公式に明記しています。店舗を2拠点に集約した少数精鋭の運営で、代表者クラスが直接査定にあたる体制を掲げます。宅配買取は全国対応で配送料・キャンセル料が無料、到着日当日の査定と配送補償が用意されているため、まとまった枚数の地金型コインを自宅から送りたいケースに向きます。記念金貨や古銭は主力の分類ではないため、その部分は他社と比べたほうが確実です。

業界実績

2010年創業。東京・池袋と大阪・心斎橋の2店舗に集約。貴金属の買取価格表を公開し、査定日の取引相場に基づく提示を掲げる。

向いている人

地金型コインをまとめて自宅から送り、補償つきの宅配で売却したい人。

7位 大黒屋(質屋系)── 売り切らずに預ける選択肢を残せる

NO.7

大黒屋(質屋系)

運営:株式会社大黒屋 / 東京都港区 / 古物商許可:東京都公安委員会 第304360609123号

金貨・コインでの評価

1947年創業の質屋系で、貴金属の鑑定を長く手がけてきた業歴が金貨でも信頼材料になります。買取だけでなく質預かりを併設しているため、相場の動きを見てから判断したい場面では、売らずに預けて後日決めるという選択肢を取れるのが独自の強みです。取り扱いはブランド品・時計・宝飾品が中心で、記念金貨や古銭の専門分類は持たないため、記念金貨の収集価値まで見てほしい場合は他社と併用するのが現実的です。店舗数も絞られるので、近隣に店があるかを確かめてから検討してください。

業界実績

1947年創業。全国24店舗(関東・中部・関西・九州)。質預かりサービスを併設。

向いている人

いま売り切るか迷っており、預けて判断を先送りする選択肢も残したい人。

金貨を査定に出す前にそろえておきたい4つのもの

金貨を査定に出す前にそろえておきたいのは、包装と付属品、購入時の記録、身分証、そして複数店の当日単価の4つです。金貨は同じ種類なら中身が同じぶん、この4点の準備で結果が変わりやすい商材です。

① 包装と付属品はそのまま持っていく

造幣局のブリスターパック、貨幣セットの化粧箱、証明書、第三者鑑定機関のケースは、開けずにそのまま持ち込みます。これらは真贋と状態の裏づけになり、上乗せの根拠にもなります。汚れが気になっても磨かないでください。表面を磨くと収集価値が落ちます。

② 購入時の記録を探しておく

購入時の領収書や販売価格の記録は、譲渡所得の取得費を計算するときに使います。相続で受け継いだ金貨も、被相続人が購入したときの記録が残っていれば取得費として引き継げます。売却額が大きくなりそうなときほど、先に探しておくと申告で困りません。

③ 本人確認書類を用意する

古物営業法により、買取時には本人確認が求められます。あわせて、1回200万円を超える取引ではマイナンバーの提示を求められます。支払調書に個人番号を記載する必要があるためです。本人確認をきちんと行い、買取価格や取引内容を記した書面を発行する店を選んでください。

④ 同じ日の単価を複数店で並べる

金貨の評価は当日の金相場を土台にするため、日をまたぐと前提が変わります。比べるなら同じ日に複数店の提示を並べてください。記念金貨の場合は、地金換算にいくら上乗せされているのかを店ごとに聞くと、比較の軸がそろいます。金相場の推移と売り時の考え方をあわせて確認しておくと、急いで決める必要があるかどうかも判断できます。

金貨・コイン買取のよくある質問

Q1.額面1万円の記念金貨は、1万円でしか売れないのですか?

額面より高く売れるのが一般的です。記念金貨の評価は額面ではなく量目(純金の重さ)が土台になります。たとえば東京2020オリンピック競技大会記念の10,000円金貨幣は量目15.6gで、2026年7月22日時点の金の店頭買取価格23,450円/gで換算すると約365,000円になります。額面はあくまで法定通貨としての下限です。

Q2.メイプルリーフ金貨は地金より高く売れますか?

売却時は地金換算をやや下回るのが一般的です。田中貴金属工業の2026年7月22日時点の1オンス金貨の店頭買取価格は713,372円で、同社の同日の金の店頭買取単価で換算した金額(約729,000円)を2%ほど下回ります。同社は2019年10月に金貨の買取プレミアムを廃止しており、購入時の上乗せ分は売却時には戻りにくい構造です。

Q3.金貨を売ると税金はかかりますか?確定申告は必要ですか?

譲渡益が年間50万円の特別控除を超えると確定申告が必要です。国税庁のタックスアンサーNo.3161によると、金地金の譲渡による所得は原則として総合課税の譲渡所得となり、所有期間5年以内は短期、5年超は長期として特別控除後の2分の1が課税対象になります。取得費のわかる書類を残しておくと計算がスムーズです。

Q4.200万円以下で売れば税務署には伝わらないのですか?

支払調書の提出義務と、売った人の申告義務は別の制度です。金地金等の売買を業として行う者は、200万円を超える対価を支払う場合に税務署へ支払調書を提出する義務があります。200万円以下であれば調書は提出されませんが、年間の譲渡益が特別控除50万円を超えれば申告は必要です。なお調書の対象には金貨・白金貨が含まれ、ジュエリーや銀地金は対象外です。

Q5.記念金貨のパックは開けてから査定に出すべきですか?

開けずにそのまま持ち込むのが基本です。造幣局のブリスターパックや貨幣セットの化粧箱・証明書は、真贋と状態の裏づけとして働き、収集価値の上乗せの根拠にもなります。開封すると未開封としての評価は戻りません。重さの確認はパックごと量れば足ります。

Q6.金貨が本物かどうか、自分で確かめる方法はありますか?

重さ・直径・磁石への反応の3点は自分でも確かめられます。日本の記念貨幣は財務省が量目と直径を公表しているため、公表値と1g・1mm以上ずれていれば注意が必要です。純金は磁石につきません。ただし金に近い比重の金属を芯にした偽造は寸法と重量だけでは見抜けないため、最終判断は蛍光X線分析など非破壊で成分を確かめられる買取店に任せてください。

Q7.大判・小判も金貨と同じ考え方で売れますか?

考え方が変わります。大判・小判などの古金銀は純度が一定でなく、地金換算ではなく古銭・骨董としての評価が主役になります。地金の窓口に持ち込むと古銭としての価値が反映されないことがあるため、古銭や記念硬貨を独立したカテゴリとして扱う買取店に相談するのが安全です。

まとめ:金貨は分類・規格・税金の3点で判断が決まる

金貨の売却は、額面ではなく量目(純金の重さ)と当日の金相場で土台が決まります。天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣は20.0g、東京2020オリンピック競技大会記念の10,000円金貨幣は15.6gというように、日本の純金貨幣は財務省が量目を公表しているので、まずは自分の1枚が何グラムかを確かめてください。2026年7月22日時点の金の店頭買取価格23,450円/gで換算すると、額面1万円の記念金貨でも地金価値は約36万円になります。

判断を左右するのは3点です。第一に分類で、地金型コイン・記念金貨・古金銀のどれかによって適した窓口が変わります。第二に規格で、量目と直径が公表値と一致するか、磁石に反応しないかが真贋の手がかりになり、包装は開けずに持ち込みます。第三に税金で、年間の譲渡益が特別控除50万円を超えれば申告が必要になり、1回200万円超の売却では支払調書が提出されます。

地金型コインと記念金貨、古い硬貨がまとめて出てきて近所で相談したいなら買取大吉、大判・小判まで含めて自宅から売りたいならバイセル、記念金貨の実績を見てから決めたいなら福ちゃん、地金型コインを専門店の一貫した基準で見てほしいならザ・ゴールド、というように、手元の1枚の分類に合わせて売却先を選んでください。純金の地金やインゴットが一緒に出てきた場合は、純金(K24)の買取相場と店選びの記事で評価の考え方をまとめています。仏間や蔵から古い金製品と一緒に出てきたときは、仏壇金・遺品金の買取の記事もあわせてご覧ください。

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